【那須塩原】県内高校生による料理コンテストが29日、桜町のいきいきふれあいセンターで開かれた。
牛乳や和牛の消費拡大などにつなげようと市が主催し、今回で3回目。牛乳を使った料理が対象の「みるひぃ部門」に6校6チーム、和牛を使った弁当を競う「にっく弁当部門」に3校4チームが出場した。
生徒らは野菜を切ったりスープを火にかけたりして、1時間の制限時間内で思い思いのレシピの料理を仕上げた。渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)市長や料理研究家ら8人が審査し、味や見栄え、独創性などを評価した。
みるひぃ部門は黒磯南高の「アツアツさくさく スコップカニクリームコロッケ~カプレーゼを添えて~」と矢板高の「New 乳飯(にゅうはん)」、にっく弁当部門は栃木農業高の「ゆず香る太巻き弁当~花満開をご堪能~」が最優秀賞に輝いた。
牛乳で炊いたご飯を用いたあんかけチャーハンを考案した矢板高栄養食物科1年小林威織(こばやしいおり)さん(16)は「牛乳の風味を生かした料理を作ろうと試行錯誤した。最優秀賞でうれしい」と喜んでいた。
ポストする





