祥雲寺で行われた五百羅漢完成式典

 【宇都宮】“素人仏師”の親睦団体「羅漢の会」が29年かけて彫り続け祥雲寺(東戸祭1丁目)に奉納した石の羅漢像が目標の500体を超え、同寺で1日、五百羅漢完成式典が行われた。延べ63人がのみと金づちを使ってさまざまな思いを表情に刻み込んだ。同会の美谷啓夫(みたにひろお)会長(73)は「若い世代にも手彫りの楽しみを体験してもらい、一緒に作り続けていきたい」と話している。