宇都宮地方気象台は4日午後11時37分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県内では警報級の大雪となる可能性は低くなったが、北部の山地では4日夕方まで大雪や路面の凍結による交通障害、風雪に、5日までなだれに注意が必要という。
農地や住宅に雪が積もり、白くなった那須塩原市内=4日午前8時、那須塩原市東小屋
気象台によると、日本付近は冬型の気圧配置となり、関東甲信地方の上空約5500メートルには氷点下30度以下の寒気が流れ込んでいたが、寒気の峠は過ぎつつある。
道路脇の植栽に積もった雪=4日午前8時50分、那須塩原市沓掛1丁目
県内では、北部の山地を中心に雪が降っており、積雪となっている所がある。5日にかけて、冬型の気圧配置は次第に緩む見込み。
4日午前10時現在の24時間降雪量(アメダスによる速報値)は日光市土呂部30センチ、奥日光中禅寺湖畔24センチ、那須高原14センチ。積雪の深さ(アメダスによる速報値)は日光市土呂部29センチ、奥日光中禅寺湖畔16センチ、那須高原14センチ。
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