8日深夜に青森県で震度6強の地震が発生し、気象庁が「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表したことを受け、県は9日、日頃の災害への備えを再確認するよう県ホームページ(HP)などで呼びかけた。

 地震は8日午後11時15分ごろに発生した。震源は青森県東方沖で、地震の規模はマグニチュード7・5。気象庁は北海道や東北地方の東方沖に位置する千島海溝・日本海溝沿いで巨大地震が発生する可能性が高まっているとして、同注意情報を初めて発表した。

 本県は同注意情報で、防災対応を取るべきエリアに指定されていない。県は「大きな被害が発生する可能性は低いとされている」と指摘。その上で家具の固定や避難場所の確認など、日頃の備えを再確認するようHPや防災メールなどで呼びかけた。