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 栃木県塩谷町で正月飾り用のしめ縄の出荷が最盛期を迎えている。

 同町は関東有数のしめ縄の生産地として知られ、今年5月に日光市と共同で導入された「日光ナンバー」の図柄にも採用された。

出荷の最盛期を迎えたしめ縄=9日午前9時、塩谷町原萩野目
出荷の最盛期を迎えたしめ縄=9日午前9時、塩谷町原萩野目

 JAしおのや〆(しめ)縄部会では、生産者20人が神棚に飾るごぼう〆、玄関に飾る玉〆など約30種類を制作している。9日朝は同町原荻野目の同JA塩谷地区センターに約60センチ~約7・9メートルの大小さまざまなしめ縄が持ち込まれ、仕分けされていた。問屋などを通じて全国に出荷されるという。

出荷の最盛期を迎えたしめ縄=9日午前9時、塩谷町原萩野目
出荷の最盛期を迎えたしめ縄=9日午前9時、塩谷町原萩野目

 高橋久男(たかはしひさお)部会長(75)は「みんなが真心込めて1本ずつ作った。きれいに飾って新年を迎えてほしい」と話した。

(文・写真 森田大地)