県内在住や本県出身の高校生、大学生らが起業のアイデアを競う「第13回とちぎアントレプレナー・コンテスト」の最終選考会が13日、下野新聞社で開かれた。最優秀賞には、星の杜高2年久野美恋彩(くのみれあ)さん(16)の「株式会社Challink(チャリンク)」が選ばれた。
コンテストには387件の応募があり、予選を通過した10組が最終選考会に臨んだ。出場者は起業内容についてプレゼンテーションを行い、審査員に対して事業に込めた思いをアピールした。
最優秀賞の久野さんは、学生が地域で実践したいアイデアと、地元の企業や行政をつなぐLINE(ライン)などを活用したプラットフォームを企画した。表彰式では開業資金として50万円が贈呈された。久野さんは「学生がやりたいことを実現できる社会に一歩近づいた。今後はマーケティングなどに取り組みたい」と話した。
優秀賞には、宇都宮大農学部3年中村真緒(なかむらまお)さん(21)の「株式会社IMOKO」と、法政大キャリアデザイン学部2年鈴木沙和香(すずきさわか)さん(20)の「株式会社たのたびLife」が選ばれた。
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