栃木県や農業団体などで組織する県農業再生協議会(再生協、会長・広川貴之(ひろかわたかゆき)県農政部長)は17日、主食用米生産の本県の目安となる2026年産作付け参考値(面積)を、前年産の参考値比3・8%(1894ヘクタール)増の5万2338ヘクタールに決めた。県産米の一定の需要があるとみて2年連続で増加した。一方、25年産の作付け実績比では9・9%減となった。米価の高騰が続く中、足元では主食用米の在庫増加が危惧されており、需給バランスの安定を意識した。