設置作業を行う宇都宮工業高の生徒

三角形のフレームが目を引くイルミネーション

設置作業を行う宇都宮工業高の生徒 三角形のフレームが目を引くイルミネーション

 宇都宮工業高の生徒が製作した発光ダイオード(LED)イルミネーションが曲師(まげし)町の釜川ロマンチックドーム付近に設置され、訪れた人たちの目を引いている。

 市中心部を彩る「うつのみやイルミネーション2025」の一環で、ことしで14回目となる。廃棄自転車を活用した小水力発電装置と太陽電池パネルの電力を使い、環境に配慮したエコな電飾であるのが特徴。生徒たちは課題研究として1年がかりで準備に取り組んだ。

 設置作業を行った11日は、環境設備科3年生の7人が参加した。生徒たちはことし新たに製作した三角形のフレームを組み立て、川の中に入って電飾などを取り付けた。

 岡崎海音(おかざきかいと)さん(17)は「設置に3時間かかり、思ったよりも寒くて大変だった。みんなでフレームの形や電飾の色を考え、目にとまるデザインになった。見た人にきれいだなと思ってもらえたらうれしい」と話した。

 点灯時間は午後5~10時。来年1月26日まで。