毎年1月2、3日に開催される正月の風物詩「箱根駅伝」(東京箱根間往復大学駅伝競走)。沿道やお茶の間からの注目を一身に集める大学生ランナーたちだが、その直前にどんな日常があるのかは意外と知られていない。前回の第101回大会を走った下野新聞社の大田和一斗記者に、箱根駅伝ランナーのリアルを聞いた。

薄氷を踏むような毎日

-そもそも、自分が走る区間というのは本番何日前に分かるものなのでしょうか。

 まず早い段階で走る選手が絞られるのが特殊区間の山(5区、6区)ですね。その上で、ざっくりと往路か復路かという形で分けられ、それぞれに練習メニューも分かれていきます。練習を消化していく過程で、自分の中では「チーム内で今どういう立ち位置なのか(どの区間に配置されそうか)」というのは自然と分かってくるものです。