【那須塩原】西小の4年生56人は1月中旬、市内のおすすめスポットを紹介するガイドブック「市おすすめガイド」を発行した。小学生の視点でまちの見所を伝えて市民に地域への親しみを持ってもらおうと、飲食店や公園、神社仏閣、レジャー施設など46カ所を取り上げた。熊坂(くまさか)ほたるさん(10)は「調べると知らないことが多くあった。地域の人に『那須塩原にこんな魅力があるんだ』と思ってほしい」と期待している。
ガイドブックはカラー印刷で34ページ。総合学習の一環として昨年11月下旬から制作を進め、文章や写真のほか、表紙デザインやホチキス、テープ止めなどの製本も児童が手がけた。
児童は保護者と3~6年生を対象にアンケートを行い、市内のおすすめスポットを選出。塩原温泉や板室温泉、青木のフードリエサッカーフィールド青木など46カ所を西那須野、黒磯、塩原の各地区と同校学区の4エリアに分類して紹介している。観光地だけでなく、同校周辺の公園や公民館など、児童が生活の中で身近に利用する場所の情報も充実。小さい子どもでも読みやすいように端的なやさしい言葉で説明されている点も特徴だという。
児童は冬休み期間も活用しながら分担して現地に足を運んだり、インターネットで調べたりして各施設の魅力をまとめた。他にも交通整備状況など市の生活利便性や、那須野ケ原開拓の歴史などを取り上げた。
ガイドブックは公民館や本町の市図書館(みるる)、青木の道の駅明治の森・黒磯など市内の公共施設計24カ所に3月31日まで設置。裏表紙のQRコードを読み込むと、読んだ感想を送ることができるという。
4年担任伊藤隆徳(いとうたかのり)教諭(40)は「ガイドブックを通し、家族での会話が増えたという話を子どもたちから聞いたり、地域の方からの反応もあったりしてうれしい。子どもたちが地域に関わるきっかけづくりができた」と笑顔だった。
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