村上新悟さん

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 NHK大河ドラマへの出演でおなじみの村上新悟(むらかみしんご)。昨年の「西郷どん」(山県有朋(やまがたありとも)役)を含め6作品に出演している。中でも2016年の「真田丸」で演じた直江兼続(なおえかねつぐ)役は「役者人生のターニングポイントとなった」当たり役。演技力とともに低音の美声が「イケボ(イケメンボイス)」と話題を呼んだ。

 小山高専に学び、大学進学を目指したが、編入試験に失敗。将来を模索していた時、親友が「映画監督になる」と言い出した。「それならお前の映画に主役で出る」。口をついた言葉が俳優の道に進むきっかけとなった。

 この親友に名優仲代達矢(なかだいたつや)主宰の「無名塾」に入ることを勧められ、年齢制限ギリギリの26歳で合格した。家賃2万円、風呂無し、トイレ共同のアパートで暮らしながら、舞台経験を積んだ。

 14年間在籍した無名塾を退所したのは、15年。「人生80年。20年ごとに区切って起承転結で考えると、学生時代までが『起』。役者を目指し、無名塾にいた20、30代が『承』。『転』の始まりである40歳を機に無名塾をやめて、次に向かおうと思った」

 今は「転」の真っ最中。昨年はNHKミステリースペシャル「満願『夜警』」、映画「ニワトリ☆スター」などに出演した。「イケボ」の魅力でナレーションなど声を生かした仕事も増え、海上自衛隊東京音楽隊定期演奏会で司会にも初挑戦した。だが「村上といえば『声』と言われてしまう。それを脱しなければ」と自分を厳しく見つめる。