将棋の第75期王将戦7番勝負第5局(日本将棋連盟主催、毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社特別協力)の2日目が9日、栃木県大田原市黒羽向町のホテル花月で指され、藤井聡太(ふじいそうた)王将(23)=竜王、名人、王位、棋聖、棋王との六冠=が挑戦者の永瀬拓矢(ながせたくや)九段(33)を88手で破り、通算成績を2勝3敗とした。同ホテルでの対局は2022年の71期第3局、24年の73期第1局に続き3連勝。
永瀬九段に勝利し、感想戦で笑顔を見せる藤井王将=9日午後6時、大田原市黒羽向町
2日目は永瀬九段が午前8時41分、藤井王将が同49分に対局室に入った。永瀬九段が封じた47手目を立会人の中村修(なかむらおさむ)九段(63)が開封し、午前9時に対局を再開。藤井王将は永瀬九段の激しい攻めをかわす中で一瞬のチャンスを逃さず形勢を逆転し、終盤は着実に優位を築いた。
対局を振り返る藤井王将(左)=9日午後5時20分、大田原市黒羽向町
後がない「かど番」から1勝を返した藤井王将は「依然として苦しい状況。また次の一局を集中して指したい」と気を引き締めた。
対局を終え大盤解説会場で挨拶する藤井王将(右から2人目)
第6局は18、19の両日、名古屋市の名古屋将棋対局場で行われる。
永瀬九段に勝利し、感想戦で笑顔を見せる藤井王将=9日午後5時40分、大田原市黒羽向町
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