東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故により大打撃を受けた栃木県農産物の輸出は、この15年間で大幅に拡大した。放射性物質の影響を懸念した各国の輸入規制で、2011年度の輸出額は前年度の6分の1に当たる258万円に激減。現在も中国やロシアなど5カ国・地域で輸入規制が続く。一方、県や関係機関の販路拡大策が奏功し、24年度は過去最高の8億2366万円に上った。25年には、有望な市場を有する台湾が規制を撤廃した。県はさらなる輸出拡大を目指し、海外需要に対応した生産者育成などに注力する方針だ。