ブドウの苗木の定植作業を行う生徒ら=宇都宮市

 ブドウを生産するジャパンフルーツ(宇都宮市戸祭町、河合秋人(かわいしゅうと)社長)の宇都宮市板戸町の農場で19日までに、宇都宮白楊高農業経営科の2年生約40人がブドウの苗木の定植実習を行った。

 同社は2023年から同所の約4・6ヘクタールで主にシャインマスカットを栽培し、25年からはブドウ狩りを始めた。通常よりも植え付けから収穫までの期間が短くなる「根域制限栽培」を行っている。

 実習は、将来の担い手となる若者に農業現場で実践的な学習機会を提供しようと、同校との連携学習プログラムの第1弾として実施した。生徒たちはスタッフから定植のこつや根域制限栽培について説明を受けながら、苗木を丁寧に植えた。大柿綾祢(おおがきあやね)さん(17)は「実際に定植するのは初めてだったので、とても勉強になった」と話した。

 河合社長は「若い人に現場を見てもらい、農業にはまだまだ可能性があるということを知ってもらいたい」と期待を込めた。