入学、就職、転勤…。皆さんはこの春をどんな環境で、どんな思いで迎えていますか。私はというと、かつてないほど慌ただしい春がやって来て、息つく暇もない日々に翻弄されています。

実は昨年12月のエッセイで匂わせていたのですが…「新しい挑戦」がついに形となって世の中に出回ることになったのです。

ようやくお伝えできるようになったので、今回は初めての商品開発について。3月27日に発売された調味料「たれまかせ」完成までの道のりをじっくりお話しします。

毎日のごはん作りの味方を作りたい

いつから動いていたの?と聞かれますが…

2024年6月に初めてのレシピ本『たじ飯のごはんは10分でつくれます。』(主婦の友社)を出版した頃から、「いつか自分の調味料を世に出したい」と思っていました。

そして、その時からどんなものにするかは自分の中で決めていました。

2024年当時の私
2024年当時の私

Instagramで「たじ飯」として時短レシピの発信を始めてからの2年間、本当にたくさんの方から聞いてきた言葉があります。

「料理が苦手です」。私自身も料理は好きだけど、得意なわけではありません。

母になり、仕事や家事、子育てに追われる中で、毎日のごはん作りに「しんどい」と感じる日は何度もありました。

シングルマザーになり、子どもの手が少し離れてからも、すべてを一人でこなす日々。

気づけば「ちゃんとやること」に疲れてしまい、そんな私を救ってくれたのが、時短レシピでした。

同じように日々に追われるママたちに、頑張らなくてもいい方法を届けたい。

これさえあれば味が決まる-。そんな毎日のごはん作りの味方を、自分の手で作り、届けたいという思いをずっと胸に秘めてきました。

究極の「和食の黄金比」を探して

とはいえ食品のプロではない私には、何から始めればよいのかさえ分からない状態。