下野新聞デジタルは今春、栃木県内の進学校を中心に取材し、東京大と京都大の合格者数、合格科類・学部などを独自にまとめました。
東大入試では「学校史上初」や「約20年ぶり」の合格という快挙があり、京大入試では23年度以降最多の合格者数となりました。合格者たちは狭き門をいかにくぐり抜け、夢への一歩を踏み出したのか-。快挙を果たした県内合格者たちの声を複数回にわたって届けます。
トップレベルの医療人や医療研究者を養成する京都大医学部人間健康科学科には、栃木県立宇都宮高校出身の魚谷太樹(うおたにたき)さん(19)が合格した。生まれながらの難病に負けず、地道に努力を重ねて夢に向けて一つ駒を進めた。「難病がある患者を救うため、治療法を確立したい」と情熱を燃やしている。
京都大に合格した魚谷さん(提供)
■制度の壁を乗り越えて
魚谷さんは生まれながら力が弱いなどの特徴がある指定難病で、中学からは車いすを使って日常生活を送る。定期的な入院で多くの患者らと出合った経験から、15歳頃には医学の道を志した。
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