熊本、大分両県で災害関連死を含め278人が犠牲となった熊本地震は16日、2度目の激震「本震」から10年を迎えた。死者が31人に上った熊本県南阿蘇村では、壬生町出身の粂川雄樹(くめかわゆうき)さん(33)が、地域おこし協力隊員、村役場の職員として復興を支えてきた。大学時代を過ごした第二の古里が変わり果てた惨状を目の当たりにし、移住して身をささげる覚悟を固めた。10年間で再建が進んだインフラを見つめ「村に恩返しし、これからも村民の役に立ちたい」と決意を新たにする。