下野新聞デジタルは今春、栃木県内の進学校を中心に取材し、東京大と京都大の合格者数、合格科類・学部などを独自にまとめました。

 東大入試では「学校史上初」や「約20年ぶり」の合格という快挙があり、京大入試では23年度以降最多の合格者数となりました。合格者たちは狭き門をいかにくぐり抜け、夢への一歩を踏み出したのか-。快挙を果たした県内合格者たちの声を複数回にわたって届けます。

 栃木県立宇都宮高校の野球部で切磋琢磨した3人が今春、東大に合格した。このうち、ともに1浪で文科2類に進学した藪井遥空(やぶいはるたか)さん(19)=下野市立国分寺中出身=と文科3類に合格した田渕叶登(たぶちかなと)さん(19)=宇都宮市立若松原中出身=は、東京六大学野球の名門・東大硬式野球部に入部した。

 六大学野球リーグ戦で2季連続ベストナインに輝き東大を今春卒業した中山太陽さん=宇都宮市立豊郷中出身=や、現チームの主力打者となっている3年荒井慶斗さん=高根沢町立北高根沢中出身=の背中を追い、リーグ戦での活躍を誓う。取材すると、宇高野球部が多くの人材を東大に送り出す理由も見えてきた。

東京大硬式野球部に入部した藪井さん(右)と田渕さん
東京大硬式野球部に入部した藪井さん(右)と田渕さん

 東大野球部の一員となる目標を実現させた2人は3月下旬、取材に応じ