大学の支援スタッフと話す田代さん(右)=4月中旬、宇都宮大峰キャンパス

 高校時代の脳梗塞の後遺症で重度の失語症を患った田代竣也(たしろしゅんや)さん(22)は、幼少期に抱いた研究者になる夢を追って宇都宮大工学部で物質環境化学を学んでいる。地道な訓練で日常会話ができるまでに回復したが、言語機能の低下は著しく、留年や休学が必要になるなど現実は厳しい。それでも「障害者だからといって夢を無理と決めつけたくない」と一歩ずつ前へ進んでいる。4月25日は「失語症の日」。