警策の意味などを学んだ座禅体験

 【佐野】佐野青年会議所(JC)はこのほど、富士町の泉応院で子どもを対象にした座禅体験を開いた。忙しい日常から離れて自分の心と向き合う時間を持ってほしいと、初めて企画。日本の文化も学んでほしいと、同院の協力を得て実施した。

 親子連れなど、約50人が参加した。始めに同院の樋口昭雄(ひぐちしょうゆう)住職(61)が、座禅の姿勢や、背中をたたく警策には励ましの意味もあることなどを説明した。

 その後、樋口住職が社長を務める建設会社「梶市」(同町)が作った約30センチのミニ警策に、子どもたちは「警察官」や「パイロット」などそれぞれの夢を書き入れた。樋口住職はその警策で「頑張ってね」と一人一人に声をかけながら、子どもたちの背中をパチンとたたいていった。

 初めて座禅を体験した界小2年中村芽依(なかむらめい)さん(7)は「背中をたたかれてドキドキしたけど、お寺が静かな場所で心が落ち着いた気がする。将来はドーナツ屋さんになりたい」と笑顔で話した。

 樋口住職は「みんな行儀良く取り組んでくれた。これからも夢に向かって一生懸命頑張ってほしい」とほほえんだ。