小山市間々田地区に伝わる国重要無形民俗文化財の「間々田のじゃがまいた」が5日、間々田八幡宮(はちまんぐう)などで行われ、地元住民が全長15メートルの巨大な「蛇(じゃ)」を担ぎながら五穀豊穣(ほうじょう)や疫病退散を願った。
豪快にしぶきを上げる蛇=5日午後0時50分、小山市間々田
江戸時代から400年以上続き、北関東の春を代表する奇祭。毎年5月5日に行われ、真竹にわらやシダを巻いた竜頭蛇体の「蛇」を七つの自治会がそれぞれ作り、子どもが中心となって地区内を練り歩く。
雲一つない五月晴れの下、午前10時半に7体が境内に集結。蛇の口にお神酒が注がれた後、「じゃーがまいた、じゃがまいた」と担ぎ手が掛け声を上げながら、最大の見せ場の「水飲み」に臨んだ。池に入った蛇が大きな水しぶきを上げるたび、大勢の来場者から拍手や声援が送られた。
豪快に水しぶきを上げながら池の中を進む蛇=5日午後0時15分、小山市間々田
間々田のじゃがまいた保存会の斎藤栄一(さいとうえいいち)会長(82)は「今年も各自治会の独自性が感じられる蛇が集まった。少子化が進む中でも未来永劫(えいごう)続くよう努力したい」と話していた。
豪快にしぶきを上げる蛇と参加者=5日午後0時30分、小山市間々田
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