売野さん直筆の「少女A」の歌詞。当初はタイトルに年齢が入っていた

 「『星くずのダンス・ホール』を書いた麻生麗二(あそうれいじ)を探して来いと言うものですから」。グループサウンズ「ブルー・コメッツ」の元メンバー、井上大輔(いのうえだいすけ)さんのマネージャーが僕を訪ねて来てくれたのは1981年4月ごろ。井上さんのアルバム曲の作詞の依頼でした。

 シャネルズの制作チームで作曲も手がけていた井上さん。どれも傑作で、そんな人が僕を探してくれるなんて、そんなことが人生で起こるんだと感激しました。この出会いがきっかけで、井上さんと同じ事務所に入ることを決めました。