栃木県佐野市富士町の唐澤山神社で、手水舎(てみずしゃ)の水盤にアジサイの花を浮かべる「花手水」が始まり、青や紫、白など色とりどりの花が参拝客に“涼”を届けている。

 梅雨の季節に参拝を楽しんでもらおうと実施している。アジサイは地域住民などから集められ、市内外から毎年多くの人が訪れる6月の風物詩として親しまれている。

色鮮やかなアジサイが浮かぶ花手水=6日午後0時5分、佐野市富士町
色鮮やかなアジサイが浮かぶ花手水=6日午後0時5分、佐野市富士町

 アジサイが水盤の上を優雅に浮かび、ゆらゆらと揺れる様子に参拝客は癒やされていた。今年は初めて、ガラス製の器にアジサイを入れる「ガラスボール」も展示し、淡い色の花とガラスのみずみずしい輝きが境内を涼しげに彩った。

 茨城県常陸大宮市、主婦檜山登代美(ひやまとよみ)さん(64)は「交流サイト(SNS)で花手水を見て、初めて神社に来た。とてもきれいで涼しい気分になった」とうっとりしていた。

 花手水はアジサイの見頃が続く間は続けるという。