店頭に並んだLRT絵本を手に取る来店客

 【宇都宮】「路面電車の日」の10日、都内在住の絵本作家みねおみつさん(71)が手がけた、市と芳賀町を走る次世代型路面電車(LRT)をモチーフにした新刊絵本「LRT しんかした ろめんでんしゃ ライトレール」(福音館書店)が出版され、県内の書店に並んだ。元今泉4丁目の「うさぎやTSUTAYA宇都宮駅東口店」では特設コーナーが設けられ、絵本を手に取る来店客の姿が見られた。

 同店など複合型書店を運営する「うさぎや」事業部の高田直樹(たかだなおき)さん(51)によると「手を伸ばしてくれる方が多い。驚くほどすぐに購入してもらえた」と関心の高さがうかがえ、初動は好調。すでに追加分を発注したという。

 同日午後、同店を訪れた東京都品川区、パート従業員阿部多喜子(あべたきこ)さん(60)は絵本に見入り、「精密に描かれていて色使いがきれい。LRTというものを初めて知ったが、絵がかっこよくて乗りたくなる」と話していた。

 みねおさんは出版に先立ち8日、市役所を訪れ、LRT沿線の市と同町に絵本18冊を寄贈した。両市町によると、11日から市町内の図書館で絵本の貸し出しを始める。