宇都宮地方気象台は26日午後4時55分、「栃木県気象解説情報(台風第7号) 第3号」を発表した。台風7、8号の接近に伴い、栃木県内では27日未明から夜の始めごろにかけて低い土地の浸水や河川の増水、夜遅くにかけて土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけている。また、27日夜の始めごろにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要としている。
気象台によると、台風7号は26日午後3時には鹿児島県奄美市の西南西約160キロにあり、1時間に約15キロの速さで北東へ進んでいる。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。
台風8号は、26日午後3時には日本の南にあり、1時間に約50キロの速さで北へ進んでいる。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。27日明け方から昼前にかけて関東甲信地方にかなり接近し、上陸する可能性もある。
その後、台風7号が、27日夕方から夜遅くにかけて関東甲信地方に接近するという。二つの台風はその後、日本の東で温帯低気圧に変わる見込み。
県内では、27日未明から夜の始めごろにかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性がある。
気象台は、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。また、降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意を呼びかけた。
27日に予想される1時間降水量は、多い所で北部、南部とも40ミリ。
26日午後6時から27日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部とも120ミリ。その後、27日午後6時から28日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部とも50ミリ。
■交通への影響
JR東海は26日、台風7号の接近に伴い、東海道新幹線が27日の始発から、全線で運休や遅れなどが発生する可能性があると発表した。
■催しへの影響
栃木県は、27日午後に壬生町役場で予定していた「知事と語ろう!とちぎ元気フォーラム」を中止とした。
那珂川町は、馬頭広重美術館で27日午後に開催予定だった建築家隈研吾(くまけんご)さんの特別講演会の中止を決めた。
栃木県現代詩人会は25日までに、台風7、8号の接近に伴い、28日に県総合文化センターで開催予定だった講演会を延期することを決めた。講演会に先立って行う予定だった第1回詩集賞贈呈式も延期する。延期日は未定。
日本学生陸上競技連合は25日、台風7、8号の接近による影響を考慮し、27日に神奈川県平塚市で開催予定だった実業団・学生対抗を中止すると発表した。警報級の大雨と強風に加え、公共交通機関の運休や欠航などが想定されるためとしている。代替大会は実施しない。
ファーム・リーグは26日、台風接近の影響で27日に行われる予定だったDeNA-広島(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)の中止を発表した。27日の西武-ハヤテ(カーミニークフィールド)はグラウンドコンディション不良のため中止となった。
27日に予定されていたボートレース平和島は、台風の影響で荒天が予想されるため中止、順延となった。最終日は28日に変更された。
女子ゴルフのアース・モンダミン・カップ(千葉県カメリアヒルズCC)の主催者は26日、台風接近による悪天候が見込まれるため、27日の競技を中止にすると発表した。29日の予備日を使い、全72ホールの実施を目指すという。雷雲接近の影響でサスペンデッドとなった26日の競技は28日に再開予定。
ポストする




