宇都宮地方気象台は27日午後4時14分、「栃木県気象解説情報(台風第7号)第5号」を発表した。栃木県内では、警報級の大雨の可能性は低くなったが、27日夜遅くにかけて土砂災害に、同日夜の始めごろにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、降ひょうに注意するよう呼びかけている。先行した8号は同日午前、日本の東で温帯低気圧に変わった。

 

 気象台によると、台風7号は27日午後3時現在、御前崎の南西約240キロにあり、1時間に約55キロの速さで東北東へ進んでいる。中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。27日の夜の始めごろにかけて伊豆諸島付近を通過し、その後日本の東で温帯低気圧に変わる見込み。

 前線や台風の影響で、県内は27日夜の始めごろにかけて大気の状態が非常に不安定になるとみられる。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全の確保に努め、降ひょうの恐れもあることから、農作物や農業施設の管理にも注意を呼びかけている。

 雨の降り始め(24日午後6時)から27日午後3時までの降水量は、小山60・5ミリ、真岡53・5ミリ、奥日光中禅寺湖畔52・5ミリ。