ペット用の茅の輪をくぐるイヌ

 【日光】大室の大室高靇神社で30日、半年間の心身をはらい清める神事「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)式」が行われた。地元住民ら約70人が集まり、7月から次の半年間の無病息災などを願った。

 同神社では1998年から年1回、1年の折り返しとなる同日に大祓式を行っている。神事では「大祓の詞(ことば)」などを奏上(そうじょう)した後、全身をなでて、けがれを移した人形(ひとがた)の和紙をたき上げた。厄災を退けるとされる茅(かや)で作った「茅(ち)の輪」も置かれ、住民らが次々とくぐった。

 神事で、狐塚泰久(こづかやすひさ)宮司(64)は「高靇の神、やおよろずの神に守られながら、暑い夏に負けずに過ごしていただきたい」と呼びかけた。針貝の花き生産農家吉原一成(よしはらかずなり)さん(69)は「家族の健康などを願った。ここから半年をしっかり乗り切りたい」と話した。

 茅の輪は2週間ほど境内に置かれる。ペット用の茅の輪もある。