何を書いても、メロディーに見劣りしていた。力不足、足元にも及ばない。作詞家になり、初めての経験でした。
坂本龍一(さかもとりゅういち)さんに詞を書いた翌年の1996年。坂本さんがプロデュースする中谷美紀(なかたにみき)さんのファーストアルバムが発売されることになりました。収録曲10曲のうち、5曲の詞を依頼されました。
曲の入ったカセットテープを持参し、都内のホテルにこもりました。1週間で書き上げるつもりでしたが、
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