栃木県は15日、熱中症の疑いで14日午後に救急搬送された鹿沼市、男性(73)が、3週間以上の入院を要する重症だったと発表した。

 県によると、14日午後4時20分ごろ、自宅で倒れている男性を警察官が見つけ、救急要請した。男性には意識障害があった。近隣住民が男性宅を訪れたところ応答がなかったため、警察に連絡していた。

 エアコンは設置されていたが、稼働していなかったという。

 

 栃木県内では10日午後4時までに、熱中症の疑いで男女3人が救急搬送され、日光市、男性(95)が3週間以上の入院を要する重症だった。熱中症とみられる搬送者で重症が確認されたのは今年県内で初めて。

 日光市消防本部によると、午後0時15分ごろ、男性が自宅の庭に倒れているのを妻が発見し、近隣住民が119番した。救急隊到着時、男性の体温は40度を超え、意識障害があったという。他の搬送者は、中等症と軽症だった。

 気象庁によると、日光市内には4カ所の観測地点があり、10日は五十里で最高気温30.7度を記録した。

 県内14観測地点のうち11地点で30度を超える真夏日となり、33.2度を記録した真岡や、五十里など5地点で今年最高となった。