緊急事態宣言を発表した岡部市長

生徒の感染が確認された2校の臨時休校を明らかにした津布久教育長

緊急事態宣言を発表した岡部市長 生徒の感染が確認された2校の臨時休校を明らかにした津布久教育長

 【佐野】新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が市内で発生したことを受け、市教育委員会は15日、生徒の感染が確認された北中と城東中を15~18日に臨時休校とすることを明らかにした。市は同日、市民や企業などが一丸となって感染拡大を防ぐための要請項目をまとめた「市緊急事態宣言」を発表した。

◇「コロナ」感染拡大の経過

 市教委によると、両校の感染拡大を防ぐため、感染者の級友をはじめ部活動や登下校で行動を共にした生徒、教職員の検査を1週間を目途に行う。休校期間中は、各教科のワークブックやインターネットを活用した家庭学習を進める方針。

 記者会見で、津布久貞夫(つぶくさだお)教育長は「大きな危機感を感じている。生徒が一日も早く学校生活に戻れるよう力を尽くす」と話した。

 未就学児の感染が確認された浅沼町の救世軍佐野保育園は、濃厚接触者がいないという県の判断に基づき、16日から通常に戻る。

 緊急事態宣言の要請項目は(1)5~6人以上の会食、宴会の自粛(2)他県への移動などでは自覚を持ち適切な行動を取る-など7項目。期間は30日までで、宣言文は16日にも町会を通して市内全世帯に配布される。

 岡部正英(おかべまさひで)市長は会見で「感染者が急速に拡大し極めて厳しい状況にある。オール佐野市で感染防止するため改めて協力をお願いしたい」と述べた。