第73回春季関東地区高校野球大会第2日は16日、山梨県内で2回戦の残り4試合を行い、佐野日大(本県1位)は花咲徳栄(埼玉2位)に4-7、作新学院(本県2位)も浦和学院(埼玉1位)に1-8で七回コールド負けし、県勢は2回戦で姿を消した。県勢2校が初戦敗退するのは3大会連続。
佐野日大は初回無死一、三塁から大関日和(おおぜきひより)の適時内野安打で1点を先制したが後続が倒れ、その裏に打者一巡の猛攻で4失点。四、六回にも計3点を奪われリードを広げられた。それでも八回に岡佐昌樹(おかさまさき)の左前適時打で1点、九回も増山渉太(ましやましょうた)主将の右前適時打などで2点を返して3点差にまで迫ったが及ばなかった。
作新学院は二回、先発の井上力斗(いのうえりきと)が6安打を浴びて5点を献上。六回から登板した2番手の林拓希(はやしひろき)も味方の失策も絡んで2失点するなど踏ん張れなかった。打線も相手左腕を打ちあぐね、五回まで散発3安打。六回に相場秀三(あいばしゅうぞう)、小口莉央(こぐちりお)、井上の3連打で1点を返したが反撃もそこまでだった。
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