名前が決まったヤギのあいか(右)、はるかと命名者の北川さん(左)ら

 【足利】農福連携に取り組むNPO法人あがた農楽園はこのほど、県(あがた)町のあがた駅南産業団地公園で、飼育を始めたヤギの命名式を行った。近くの牧場から譲り受けた生後2カ月の雌ヤギ2匹は、公募により「はるか」「あいか」と命名された。

 同法人は市みどりと文化・スポーツ財団から同公園の管理を受託しており、2匹のヤギは今後、除草作業に活躍する。

 命名式には同法人の石川隆道(いしかわたかみち)理事長や、命名者の葉鹿町、団体職員北川美紀(きたがわみき)さん(55)ら関係者約30人が出席した。

 北川さんは「イチゴのとちあいか、サツマイモの紅はるかにちなんで名前を考えた」とあいさつ。「2匹にはみんなに末永く愛され、幸せな時間を過ごしてほしい」と願った。