宇都宮地方気象台は23日午後4時47分、「台風第15号に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県内では台風15号の接近や前線の影響で、24日朝から夕方にかけて、雷を伴って激しい雨が降る見込みとしている。

◇最新の防災情報・気象警報

 気象台によると、台風15号は23日午後3時には室戸岬の南南東約170キロにあり、1時間に約25キロの速さで北へ進んでいる。四国の南を北上し、24日は栃木県に接近する見込み。その後、25日朝までには関東の東で温帯低気圧に変わるとみられる。

 台風15号の接近や前線の影響で、県内では24日未明から夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となり、24日朝から夕方にかけて雷を伴って激しい雨の降るところがある見込み。台風の勢力や進路によっては雨量が増え、警報級の大雨となる可能性もあるという。

 気象台は、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意するよう呼びかけている。