【栃木】ラムサール条約登録湿地の渡良瀬遊水地の自然を守ろうと、市はこのほど、希少植物の生育に影響を与える外来植物セイタカアワダチソウの除去活動を行った。
遊水地の史跡保全ゾーン「ハート池」で実施された。周辺には国指定の絶滅危惧種の植物が約20種あるとされ、毎年春と秋に除去活動を行っている。
市民や県内企業の社員ら170人が参加し、約1時間半にわたって作業。高さ2メートルほどのセイタカアワダチソウを鎌で刈ったり、手で抜き取ったりしていた。
大川秀子(おおかわひでこ)市長も汗を流し「継続した活動のおかげで少しずつ減っていると感じる。子どもたちも参加してくれ感謝している」と話した。