日光市藤原の鬼怒川公園で10月10日まで、和傘などのライトアップで幻想的な雰囲気を醸し出す風物詩「月あかり花回廊 第13章」が開かれている。
同公園での開催は、新型コロナウイルス禍の影響で3年ぶり。和傘約600本とあんどん約150個が園内の「森のエリア」を彩っている。1、8日の午後8時50分からは花火も打ち上げられる。
「月あかり花回廊」の特別企画として11月30日まで、鬼怒川地区の宿泊施設など13施設が和傘を展示する「まちなか月あかり」、飲食店など9施設が割引サービスなどを提供する「まちなか幸せグルメ」が行われる。
実行委員会の沼尾綾乃(ぬまおあやの)委員長(45)は「イベントが減っている中、非日常を味わって息抜きしてもらいたい」と来場を呼びかけている。
ライトアップは午後6時半〜9時。鬼怒川小校庭が臨時駐車場。鬼怒川温泉駅からの「月あかり定額タクシー」は片道千円。鬼怒川温泉エリアから平日1時間おき、休日30分おきに出るシャトルバスは100円。
(問)同実行委事務局0288・22・1525