【日光】10月からの鬼怒川有料道路(シルクウェイ)無料化に伴う管理者引き継ぎ式が9月30日、小佐越の同道路料金所で行われた。管理者は10月1日午前0時、県道路公社から県に変更となる。
式には高山誠(たかやままこと)県交通政策課長や粉川昭一(こなかわしょういち)市長などの来賓10人と関係者ら計約45人が出席し、引継書手交や安全宣言、交通安全祈願、記念碑除幕を行った。
県道路公社の江連隆信(えづれたかのぶ)理事長(63)は「長きにわたりご利用いただきありがとうございました」、粉川市長は「無料化した道路を活用し、秋の日光を堪能していただきたい」とあいさつした。
鬼怒川有料道路は小佐越から鬼怒川温泉滝までの1.7キロで、1992年に開通。今年9月30日で30年の料金徴収期間が満了し、県が管理する国道121号となる。