スポーツクライミング少年女子ボルダリング決勝 3位に入った本県の篠崎(左)と葛生=壬生町総合運動場特設会場

少年女子ボルダリングで3位入賞の葛生真白(右)と篠崎由希

スポーツクライミング少年女子ボルダリング決勝 3位に入った本県の篠崎(左)と葛生=壬生町総合運動場特設会場 少年女子ボルダリングで3位入賞の葛生真白(右)と篠崎由希

 スポーツクライミング少年女子ボルダリングは葛生真白(くずうましろ)(小山西高)・篠崎由希(しのざきゆうの)(真岡北陵高)組が合計7完登で3位入賞。葛生は「決勝前に、2人で絶対に優勝しようと話していたので悔しい」と厳しい表情を浮かべた。

 葛生はパワーとスピードを生かした登はんで3完登。しかし難関の第2課題に歯が立たず「相方の足を引っ張ってしまった」と反省しきりだった。

 一方、篠崎は第2課題を7回の試技の末、残り8秒でクリアするなど奮闘。全完登を達成し「練習の成果を発揮できた」と充実感をにじませた。

 収穫と課題が明らかになった今大会。「自信を胸に登っていきたい」と篠崎。葛生は「もっと練習して強くなりたい。来月のアジアカップでは絶対に納得のいく成績を残す」と成長を誓った。