クラピアを植栽する生徒たち

 【小山】豊田中でこのほど、雑草が生い茂るなどしていた中庭を美化しようと、イワダレソウを改良した多年生植物「クラピア」の植栽が行われた。学区内に本社があり、同校の卒業生が社長を務めるクラピアの研究販売会社「グリーンプロデュース」(上初田)が、同校から相談を受けて苗約400株を寄贈した。

 クラピアは、宇都宮大雑草科学研究センター講師だった故倉持仁志(くらもちひとし)さんが開発した。密集して早く育つため、雑草の繁茂を抑制する。乾燥に強く、手入れの手間も少ないという。