水泳男子50メートル背泳ぎ 決勝で勢いよくスタートを切る大島=宇都宮市の日環アリーナ栃木屋内水泳場

水泳男子50メートル背泳ぎ 大島茄巳琉

水泳男子50メートル背泳ぎ 決勝で勢いよくスタートを切る大島=宇都宮市の日環アリーナ栃木屋内水泳場 水泳男子50メートル背泳ぎ 大島茄巳琉

 第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(障スポ)第2日は30日、鹿沼市のTKCいちごアリーナで各競技が行われ、栃木県勢は全競技を終えた卓球で8人が金メダルに輝いた。合計では6競技32個の金メダルを獲得。29日分と合わせ55個となった。

 水泳は肢体不自由者男子50メートル背泳ぎで大島茄巳琉(おおしまかみる)(佐野)、同女子50メートル背泳ぎで吉原未来(よしはらみき)(日光)が共に大会新記録を出して栄冠を手にした。

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 水泳男子50メートル背泳ぎで大会新記録の32秒93をマークし、大会3連覇を果たした大島茄巳琉(おおしまかみる)(佐野)。自身の持つ大会記録を4秒弱短縮する快泳だったが、自己ベストには惜しくも100分の1秒届かず。「泳ぎは悪くなかったが、ベストを更新できず悔しい」と笑顔はなかった。