児童生徒の食育と地域貢献を目的にJAおやまは8日、小山市内の小中義務教育学校に「とちぎの星」の新米約1330キロを寄贈した。11日まで全35校の給食で振る舞われる。
とちぎの星は粒が大きく食感が良いのが特徴で、2019年11月に行われた「大嘗祭(だいじょうさい)」で天皇陛下に献上された。同JAは同年から寄贈を行っている。
市の給食は13年から米飯を週4日、米粉パンを年に20日、提供している。
渡辺文雄(わたなべふみお)同JA代表理事組合長(68)は「市産のコメをたくさん食べて地元で活躍する大人になってほしい」と話し、濱口隆晴(はまぐちたかはる)市教育長は「子どもたちが食を学ぶきっかけになるので大変ありがたい」と謝辞を述べた。
10日は野木町に約210キロ、17日は下野市に約300キロのコメを寄贈する予定。