閉会式の余韻が残る10月31日夕刻のカンセキスタジアムとちぎ。記者会見に臨んだ福田富一(ふくだとみかず)知事は「感染を拡大させずに終えることができた」と、安堵(あんど)の表情を見せた。
この日閉幕した全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(障スポ)と「とちぎ国体」は、いずれも新型コロナウイルス下で初めて開かれる大会だった。運営には、前例のない感染対策が付いて回った。準備に当たる県の担当者は、感染の波が来るたびに「中止」の文字が頭をよぎる中、最善策を探り続けた。
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