会期前競技の入場口で体調管理チェックシートを確認する係員(左)。国体・障スポ各会場で感染対策が取られた=9月10日午前、足利市内

会期前競技の入場口で消毒や検温を行う来場者。国体・障スポ各会場で感染対策が取られた=9月10日午前、足利市内

会期前競技の会場で観客席を消毒する係員。国体・障スポ各会場で感染対策が取られた=9月10日午後、宇都宮市内

会期前競技の入場口で体調管理チェックシートを確認する係員(左)。国体・障スポ各会場で感染対策が取られた=9月10日午前、足利市内 会期前競技の入場口で消毒や検温を行う来場者。国体・障スポ各会場で感染対策が取られた=9月10日午前、足利市内 会期前競技の会場で観客席を消毒する係員。国体・障スポ各会場で感染対策が取られた=9月10日午後、宇都宮市内

 閉会式の余韻が残る10月31日夕刻のカンセキスタジアムとちぎ。記者会見に臨んだ福田富一(ふくだとみかず)知事は「感染を拡大させずに終えることができた」と、安堵(あんど)の表情を見せた。

 この日閉幕した全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(障スポ)と「とちぎ国体」は、いずれも新型コロナウイルス下で初めて開かれる大会だった。運営には、前例のない感染対策が付いて回った。準備に当たる県の担当者は、感染の波が来るたびに「中止」の文字が頭をよぎる中、最善策を探り続けた。