【那珂川】馬頭高3年生の8人は14日、同校農場で栽培する「超大球(ちょうだいきゅう)キャベツ」を収穫し、町学校給食センターに贈呈した。
同校は普通科の選択授業「農業と環境」で、町おこしに向け生徒が珍しい作物の栽培に取り組んでいる。超大球キャベツの栽培は3年目で、今年6月には2年生も収穫し、同センターに寄贈している。
生徒たちは直径30〜40センチ、重さ2.3〜6.3キロになる大きなキャベツ十数個を、包丁を使って畑から丁寧に刈り取り、同センターの車両に積み込んだ。キャベツは小中学校の給食食材に活用される。
岡大翔(おかはると)さん(18)は「葉を傷付けないよう刈り取るのは難しい。地域の子どもたちに味わってもらえるのは、うれしい」と目を細めていた。