協定書を手にする早川市長(左)と柿沼社長

 【足利】サイクルツーリズム事業を進める市は18日、自転車ロードレースチーム・宇都宮ブリッツェンの運営会社サイクルスポーツマネジメントと包括連携協定を締結した。

 両者は協定に基づき、サイクルスポーツや自転車を通じた地域活性化、健康づくりなどの6項目で連携する。

 市は、今後展開する「足利サイクルツーリズム推進事業」で既に同社のアドバイスを受けている。引き続き、サイクリストの受け入れ環境整備や自転車を生かしたまちづくりに向け、共に取り組んでいく。

 締結式は利保(かかぼ)町2丁目の北郷公民館で行われ、早川尚秀(はやかわなおひで)市長と同社の柿沼章(かきぬまあきら)社長が協定書に署名した。

 早川市長は「自転車を活用した取り組みを進めていきたい」、柿沼社長は「足利はサイクリストにとって魅力ある環境。日常生活が潤うような自転車の乗り方を提案したい」と話した。