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自慢のビーグルと記念写真に収まる愛犬家たち

雨の中でも遊び回るビーグルたち

雨の中でも遊び回るビーグルたち

自慢のビーグルと記念写真に収まる愛犬家たち 雨の中でも遊び回るビーグルたち 雨の中でも遊び回るビーグルたち

 垂れ耳が愛くるしい中型犬のビーグルばかりが集まった愛犬家のオフ会が23日、栃木県宇都宮市長岡町の蜂蜜専門店「ビーグル養蜂園」で開かれた。関東一円から30家族44匹の愛犬家とビーグルが集まり、農園内を走り回る姿を写真に収めたり、愛犬自慢を楽しんだりした。

 オフ会は同店のオープン1周年を記念し、常連客が企画した。園主の石川栄作(いしかわえいさく)さん(59)もビーグル1匹のオーナーで、店の名前に付けるほどのビーグル好き。ビーグルを連れて来店した客の愛犬を店の看板を背景に記念撮影して交流サイト(SNS)に投稿を続けたところ評判となり、オフ会につながったという。

 店に隣接する2千平方メートルの農園は、蜂蜜採取のためのクローバー畑。春に赤い花を咲かせる珍しい品種という。最近はイチジクも植え、獣害対策に柵を巡らせた。店で買い物した愛犬家には無料で開放している。

 本来は狩猟犬のビーグルは、群れで遊ぶのが大好き。この日はあいにくの小雨が降る中だったが、リードから解放された犬たちは追いかけあったり、泥だらけになりながら遊んだり。愛犬家たちはその姿を写真に収めたり、情報交換したりして楽しんでいた。

 3匹のビーグルを飼っている豊郷台2丁目、無職伊東渉子(いとうしょうこ)さん(66)は常連客で企画者の1人。ビーグルの魅力を「愛らしい容姿、フレンドリーで陽気なところ」と話す。その上で「歩いて来られる近所に、こんなすてきな場所ができてうれしい」と笑顔を見せる。

 石川さんは「みなさんのビーグル愛の熱さに感激した。今後はビーグル以外の愛犬家も集まれる場所にしたい」と話していた。