佐藤信市長(後列左から3人目)らを表敬訪問したさつきドリーマーズの(前列左から)大貫椿来君、大貫楓来さん、田村さんら

 【鹿沼】市内を拠点に活動する「さつきドリーマーズマーチングバンド」と「さつきドリーマーズバトントワーリング」が、埼玉県と千葉県で11日にそれぞれ開かれる全国大会に出場する。両団体は、もとは一つの団体として活動していた「きょうだいチーム」。10、11月に開かれた関東大会でそれぞれ金賞を受賞して推薦を受け、結成20周年の節目に「W出場」を果たした。29日にはマーチングの藤平昌寿(ふじひらまさとし)代表(49)や両団体のメンバーらが市役所を訪れ、佐藤信(さとうしん)市長らに全国大会での奮闘を誓った。

 両団体の前身は、市内の小中学生を対象に市が2002年に創設したマーチングとバトンの2チームで構成する「さつきドリーマーズ」。14年度に運営が民間に移管され、両チームは別団体として活動を開始した。今年は県内外の小学1年生から40代の社会人までマーチングは約50人、バトンは元メンバーを含む約20人が、大会に向け週末を中心に練習を重ねてきた。