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会員制ホテルの客室の一つ=6日午後、日光市

会員制ホテルの客室=6日午後、日光市

9日にオープンする会員制ホテル=6日午後、日光市

会員制ホテルの客室の一つ=6日午後、日光市 会員制ホテルの客室=6日午後、日光市 9日にオープンする会員制ホテル=6日午後、日光市

 東急不動産(東京都渋谷区、岡田正志(おかだまさし)社長)は6日、栃木県日光市鬼怒川温泉大原に新築した会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ VIALA(ヴィアラ)鬼怒川渓翠(けいすい)」の内覧会を開いた。9日にオープンする。

 全国で展開するVIALAブランドの6施設目で、北関東では初めて。日光・鬼怒川エリアは観光資源が豊富で都心からのアクセスが良いことなどから、首都圏エリアの富裕層をターゲットに開業を決めた。

 同ホテルは敷地面積約1万2700平方メートル。地上6階、地下1階建て。客室は会員向けが48室のほか、一般客向けも10室用意した。

 各客室に設けた露天風呂には県産の芦野石を使用した。持続可能な開発目標(SDGs)に向け、レストランの調理ではガスの代わりに県産間伐材などを燃料に使う。地元農家と提携し、地産地消にも取り組む。

 一般客の利用は宿泊予約サイト「一休.com」などから予約する。価格は時期によって変動するが1人1泊2食付きで約4万5千円。同社の担当者は「ワーケーションなど、多様な働き方にも対応した設計となっている」と話した。