競技でロボットを操る高校生ら

 本年度の高校生ロボットアメリカンフットボール県大会(県高校教育研究会工業部会主催)がこのほど、宇都宮工業高で開かれ、那須清峰高のチーム「電研」が優勝した。

 大会には県内6高校の計9チームが参加。各チームが自作したロボット5台を操り、縦7メートル、横3メートルのコートで競技に臨んだ。

 ロボットは激しくぶつかり合ってボールを奪ったり、ライン際を素早く駆け抜けてタッチダウンしたりして、本物のアメフトのような豪快な試合を展開した。

 予選リーグを勝ち抜いた3チームが決勝リーグに挑み、那須清峰高の「電研」は2年ぶりの優勝。2位は宇都宮工業高の「UK機械研」、3位は同校の「UK電研」となった。

 那須清峰高3年福島優之介(ふくしまゆうのすけ)さん(18)は「昨年は予選敗退で悔しかった。今年はマシンの性能をレベルアップし、チーム一丸で臨めた」と優勝を喜んだ。