大田原市議の高瀬重嗣(たかせしげつぐ)氏(55)=同市親園=は11日、下野新聞社の取材に対し、今春の県議選大田原市選挙区(定数2)に立候補する意向を明らかにした。自民党へ公認申請する予定。
高瀬氏は家庭教師で、簗和生(やなかずお)衆院議員と政治活動を共にする。2011年から市議3期を務め、現在は民生文教常任委員長。東北大法学部中退。祖父伝(でん)氏が元衆院議員、父一重(かずしげ)氏は元県議。取材に対し「市と県、国をつなぐ役割を果たしたい。弱者にも目が届く、住みやすい社会にしたい」と話した。
現県議会副議長の池田忠(いけだただし)氏(67)が自民党公認、前市議の星雅人(ほしまさと)氏(38)が無所属での出馬を表明しており、選挙戦になる見通し。