アルペンスキーの県高校・中学総体最終日は12日、那須塩原市のハンターマウンテン塩原で男女の大回転(2回)を行った。中学女子は大貫詩旺(おおぬきしお)(鹿沼東)が中学生唯一の1分台となる1分59秒79をマークし優勝。3年連続で回転との2冠を達成した。大貫は1回目で58秒42をマークし首位に立つと、2回目は1分1秒37で首位をキープした。
同男子は足助柊哉(あすけしゅうや)(東那須野)が2分0秒39で制し、2年連続の2冠。1回目に59分29秒で2位に2秒93の差を付けると、2回目を1分1秒10で滑りリードを5秒36に広げた。
高校男子は横尾錬(よこおれん)(足大付)が2位とわずか0秒05差の1分55秒68で連覇。同女子は大西美琴(おおにしみこと)(同)が1分57秒83で2冠を成し遂げた。
高校男子の上位6人と同女子の上位4人は2月7~11日、山形県で開かれる全国総体(インターハイ)に、中学男女の上位入賞者は同7~10日、長野県で開催される全国大会に出場する。
体幹強化し盤石の強さ 大貫(鹿沼東)
盤石の強さを見せつけた。大貫詩旺(おおぬきしお)(鹿沼東)が中学女子の大回転を1分59秒79で制し、回転と合わせて3年連続で2冠。「体幹を強化したので、最後までしっかり滑り切ることができた」と達成感を口にした。
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