栃木県の8区磯(左)がアンカー下門にたすきをつなぐ

栃木県の1区藤原(左)が2区室伏にたすきをつなぐ

栃木県の8区磯(左)がアンカー下門にたすきをつなぐ 栃木県の1区藤原(左)が2区室伏にたすきをつなぐ

 第41回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会は15日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とする9区間42.195キロで行われ、栃木県は2時間21分58秒で22位だった。前回24位を上回った。大阪が2時間15分48秒で、8年ぶり4度目の優勝を果たした。

    ◇    ◇

 序盤の40位台からの追い上げは容易でない。海老沢良仁(えびさわよしひと)監督(宇都宮文星女高教)が「ずるずるいってもおかしくない」と振り返る状況をはねのけ、栃木県は22位でゴールした。出場7度目、主将の下門美春(しもかどみはる)(埼玉医大グループ)も「今までと違う。ここまで巻き返せるのはすごい」とチームの底力を誇った。